2008年9月30日火曜日

無料発音セミナー 日程追加

東京にて無料発音セミナーを行います。
(ご好評につき、日程を追加させていただきます^^)

英語を早く上達させたいと思っている方、発音を学びたいが
どこからとりかかっていいかわからない方など、ぜひお越し下さい。

リスニング・スピーキングに役立つ内容です♪
英会話ではありませんので、英語のレベルには関係ありません。
どなたでもご参加いただけます。

内容:

- 発音とリズムを学ぶとなぜ英語の上達が早くなるのか
- 英語の母音と日本語の母音の違い
- 日本人の苦手な発音の発音の仕方(th、f、v、サイレントLなど)
- ネイティブのリズムの取り方
- 音がなくなる/弱くなる場合とは
etc...

日時:11月8日(土)13:00~14:00


募集人数:5名

場所:東京都中央区銀座2丁目12-3ライトビル5F
主催:アメリカンイングリッシュオンライン
   http://www.americanenglish.jp
講師:田内佐智子

参加をご希望される方は、info@americanenglish.jpをまでメールにてご連絡ください。(@を半角に直してください)
みなさまのご参加をお待ちしております。

n の発音

日本人からしてみると、n は「ン」のように思ってしまいますがそうではありません。


n は(カタカナで書くと)「ン(ヌ)」なんです。


日本語で「うどん」と言った時、舌は口の中のどこにもついていないですよね。これと同じ感じようにfine(ファイン)と言ってしまうと英語のnではなくなってしまいます。


nは、舌先を上あごにつけてから離すまでが n です。ですのでfineの場合「ファインヌ」のように聞こえます。


でも最後の「ヌ」は あいまい母音がついたためにかすかに聞こえる程度ですのではっきり発音するわけではありません。上あごにつけた舌が離れるときにちょっとだけ聞こえる感じです。


今日、ビバヒルを見ていたらHenryという人が出ていました。
このときも発音は「ヘン(ヌ)リィ」とわずかにヌの音が聞こえています。

数字のoneなんかもそうですね。
日本人的にはなおしにくいクセですが、きちんとnが言えると英語らしく聞こえますよ^^

2008年9月28日日曜日

タリーズのかけ声

日本のタリーズでコーヒーを頼むと、店員さんが「コーヒヤ ショートドリップ」などとかけ声をかけます。


ずーっとこの「コーヒヤ」ってなんだろうな~~~と思ってました。


謎が解けたのはほんの1年前で、「ああ、For here って言ってたのか!!!」


わかったときは結構感動しましたよ (;´∀`)


まあここは日本ですからね、For hereを「フォーヒヤ」と言ってもいいと思いますが、英語として言うならばFor hereは(あえてカタカナで書けば)「ファ ヒア」くらいでForは短く発音されてhereが強調されます。

タリーズの「フォーヒヤ」はフォーが強調されてるのでイントネーションが違っていてわからなかったのですね。


イントネーション、リズムって大切です。


その後タリーズでもうひとつ気がついたことに「トゥーゴー」ってのもあります 笑


これは言うまでもなくTo goなんですが、これも英語らしく言えば「タ ゴゥ」のようにtoは短く発音され、oはあいまい母音になって弱くなります。またやっぱりgoのほうが強調されます。


ちなみに、いつでもForが「ファ」になってtoが「タ」になるわけではありません。


ドラマなどで口語文をたくさん聞くと、だんだんこういったリズム感がわかってくるようになります。

2008年9月26日金曜日

イギリス英語とアメリカ英語

イギリス英語とアメリカ英語って実は全然違います。


(発音をやっていなかった頃は私も違いがわかりませんでしたが)


アンジェリーナ・ジョリーを初めて見たのがトゥーム・レイダーだったのですが、イギリス英語をしゃべっていたのでずっとイギリス出身の人なのかと思っていました。


その後、Mr.&Mrs スミスを見たときに「あれっ、アンジェリーナジョリー、アメリカ英語めっちゃうまいじゃん!」と思って調べてみたら・・・実はカリフォルニア生まれで、イギリス英語はトゥームレイダーのために練習したようです^^;


アメリカ英語とイギリス英語のどこが違うって、母音がナマるのです。


アメリカ英語だとdogはどちらかというと「ダッグ」に近いですし、イギリス英語では「ドオッグ」という感じでoがやたら強調されます。


日本人はどうしても日本語が母音を元にしている言語なので母音を聞こうとしてしまうのですね。


なので、発音を勉強するときにはアメリカ英語かイギリス英語かどちらかに決めたほうがよいです。


(慣れればどちらでも聞き分けられるようにはなりますが、最初はひとつに絞ったほうがよいです)


でも、英語は子音はナマりません。これはオーストラリア英語でも同じです。


なので、自分が話すときには子音をはっきり発音すると、通じやすくなります。


特に、文の中でs,t,d,k などは意識して話しましょう^^

2008年9月25日木曜日

通じない英語 2

そういえば、通じない英語で思い出しました。


"extra"です。


シアトルのスタバで、冬場だったのでextra hotにしてもらおうと思いました。


しかしextraを実際ネイティブが言っているのを聞いたことがなかったので"Tall latte, EXTRA hot"とextraをゆっくり言ってみました。


店員は"?"という顔をしています。


あれ、通じなかったか、と思っていると店員が「エクスチャ ハッ?」と聞いてきます。


ああ、なるほど~~~ と思った瞬間でした。


extraのtraはほとんど同時に発音するのですね。


ちなみにdreamもdrはほぼ同時に発音するのでヂュリームに聞こえます。


辞書を見れば発音記号があるのでおおよそどのように発音するのかはわかりますが、やはりネイティブが話しているのをそのままマネするのが一番です。


次の日、同じスタバで「Tall latte, エクスチャ ハッ」と注文したところ、店員さんは顔も上げずに「○○ドルです」と返しました。
(内心ガッツポーズ )


英語はスペルにだまされず、聞こえたままを覚えることが大切です。


そのために、海外ドラマや映画など活きた会話をたくさん聞きましょう!

2008年9月22日月曜日

発音セミナー

おかげさまで10月11日の無料発音セミナーは満席となりました^^


10月25日(土)の13時~14時はまだお席がありますのでぜひご参加ください!

※9月25日追記:10月25日のセミナーも満席となりました^^
11月にも同様のセミナーを行う予定ですので、今回参加できなかった方は
次回ぜひご参加ください。

2008年9月20日土曜日

発音セミナーやりました

本日は発音セミナーでした。


1時間ではほんとに足りないな、と思いました。。。


もっとお伝えしたいことはたくさんありましたが、いっぺんに説明してもパンクしちゃいますしね


でも、ネイティブが話しているリアルな英語がどのように話されているかをご説明できたのでよかったです。


今日いらしていただいた方は、日本語にない母音の音で苦労されていましたが、これも毎日少しずつ練習することで必ずできるようになります。


セミナーの中でお伝えしたのですが、きれいな英語(というかそれが普通の英語なんですが^^;)は世界中で通用します。


でも一般的に日本人が話す英語は日本在住の外人にしか通じません。彼らは日本人の英語に慣れているし、どういう間違いをするかが予めわかっているので理解できるのです。


どうせなら世界中どこへいっても通じるまともな英語を話したいと思いませんか?


発音は1日ではきれいになりませんが、きちんとした練習をすれば必ず少しずつネイティブの英語に近づいていきます。


そうすると、もっと英語を話したくなるんですよね。
(これは本当です)


次の無料発音セミナーが10月11日(土)にあります。(14時から東京銀座にて)
興味のある方はぜひご参加くださいね。

お申し込みはinfo@americanenglish.jp(@を半角のアットマークに置き換えて下さい)までメールにてご連絡ください。

2008年9月19日金曜日

講師とオフ会

昨日は講師と生徒さん、私の友達などを含めてオフ会をやりました。


単に楽しくお話をするというのは外人恐怖症(?)を克服するのにもっとも効果的ですよね。


私も昔は恐怖症でしたが^^; なぜ恐怖症の人が多いのでしょうか。


それは「リスニングができないから」だと思います。


自分から話すことができなくても、リスニングができていれば少なくとも怖いと思うことはないと思います。


(私は昔上司がアメリカ人だったとき、電話が怖くて居留守使ってたこともあります 笑)


英語のレッスンに通っている人の多くの間違いは、「話せるようになる」ことを最初の目的としていることです。かくいう私も昔は話すことに気をとられていました。英語で仕事をするようになって、たくさんのネイティブと容赦ないスピードの英語に囲まれることで、ようやく「リスニングのほうが大事だ」ということに気がつきました。


リスニングに焦点を合わせずに話すこと(つまりフレーズを覚えること)をやっても コミュニケーション力はつきません。



で、何が言いたいかというと、やっぱり発音とリズムなわけです。



リスニングを勉強するのに発音をやるというのは理解しにくいかもしれませんが、自分の英語とネイティブの英語の差を縮めていくわけです。そうするとネイティブの言っていることがわかるようになります。



リスニングができてくるにつれて、話すほうも準備が整ってくるわけです。



なんだか小難しい話になりましたが、英語は留学しなくても話せるようになります!



・・・やり方さえ正しければ。

2008年9月16日火曜日

動画で発音のレッスン

いままで発音に興味があってもどのように勉強/練習すればよいかわからなかった人は多いと思います。


そこで、動画で基本的な発音が勉強できるサイトを作ってみました。


AEO発音ミニレッスン


とりあえずは母音と子音の部分しか作っていませんが、本当はこの後が大事です。


文章にした場合にどの部分がくっついてどの部分が弱く発音される、など。。。


これらは 後々少しずつ足していこうと思います。

2008年9月13日土曜日

通じない英語

この間、アメリカ人の友人と話していて、久々に通じなかった単語がありました ^^;


"Matrix"です。


映画の話をしていて、


「モニカ・ベルッチってきれいだよねー」

「誰?」

「ほら、The Matrixに出てた・・・」

「何?」

「The Matrix!!」

「ん?・・・ああ、"メイトリックス"ね!」



私、matrix は m"ae"trixだと思っていたのです。


でも 本来は


m"ei"trix だったようです 


知らんとは恐ろしい・・・


他にも昔勘違いしていた単語に"again"があります。


日本語で言うならば「アゲイン」だと思ってたのですね。


(スペルもそんな感じだし)


しかーし、どうも会話的には「アゲン」だなあと思って辞書をみてみると、


やっぱり「アゲン」でした・・・。


「アゲイン」は a gain (ゲイン、得ること)のように聞こえてしまうのですね。


正しい発音をあらかじめ知ることは大事ですね。



ちなみに、matrixを辞書でひくと、最初にm"ei"trixがあって、その後

m"ae"trix ともありますのでもしかしたらナマったりするとm"ae"trix

になるのかもしれません。


別の友人にも聞いてみようと思います ^^

2008年9月6日土曜日

英語脳って?

「英語脳」ってよく聞きますけど、何なんでしょう?

(って私も使っていますが ^^;)


英語脳ってマーケティング的な言葉で、実際にはそんなものないと思う方も

いると思いますが、私は「英語の音をそのまま解釈できる脳」として

捉えていまして、実際にその能力は練習によって養われていくと思います。


「appointment」を見たときに、日本人であれば「アポイントメント」

とカタカナ(日本語)で読んでしまうのが普通です。

しかし英語のappointmentは「アポイントメント」という音ではないのです。


日本人がネイティブの「appointment」を聞いたときの反応はこんな感じです。


「appointment(英語)」→「ポイメン?ああ、アポイントメントか」→「appointmentのスペルを思い浮かべる」

他にも

「apple(英語)→「アポー?ああ、アップルか」→「appleのスペルを思い浮かべる」


こんな感じで、真ん中の1行程が余計なのです。


なので、聞いた音とスペルを、カタカナを介さずに直接結びつけると、理解が早まるというわけです。


これには、スペルを正しい発音で発音するという練習が必要になります。そうでないと


いつまでもカタカナが間に入ってしまい、本来の英語の音が聞こえないからです。



そんなわけで私は発音とリズムを重視する英語トレーニングのスクールを作った

わけですが、世の中英語を学びたい人はたくさんいるのに、発音を勉強したい

という人は少ないという現実につきあたりました。



少なくとも話せるようになりたいのであれば一番始めに学ぶべきことなのに、

またそれによって上達も早くなるのに もったいない限りです。。。



発音を学ぶのは、カッコイイからではなくて、英語を話す際の基礎体力のような

ものだからです。


できれば多くの人に、発音から学ぶ方法を知ってもらいたいですね。

2008年9月2日火曜日

無料発音セミナー行います

お知らせです。

東京にて無料発音セミナーを行います!
英語を早く上達させたいと思っている方、発音を学びたいが
どこからとりかかっていいかわからない方など、ぜひお越し下さい。

リスニング・スピーキングに役立つ内容ですよ♪
少人数で行いますので、気張らずに楽しくやりましょう^^

内容:

- 発音とリズムを学ぶとなぜ英語の上達が早くなるのか
- 英語の母音と日本語の母音の違い
- 日本人の苦手な発音の発音の仕方(th、f、v、サイレントLなど)
- ネイティブのリズムの取り方
- 音がなくなる/弱くなる場合とは
etc...

日時: 9月20日(土)14:00~15:00
   10月11日(土)14:00~15:00

募集人数:各日程6名

場所:東京都中央区銀座2丁目12-3ライトビル5F
主催:アメリカンイングリッシュオンライン
   http://www.americanenglish.jp
講師:田内佐智子

参加をご希望される方は、info@americanenglish.jp まで参加希望日を明記してお申し込み下さい。(@を半角のアットマークに置き換えてください)みなさまのご参加をお待ちしております。

2008年9月1日月曜日

We'll see.

今日、私の英語の先生でお仕事も手伝ってくれたりしているアメリカ人のMarkと待ち合わせをしておりました。


しかし、時間になっても一向に現れません。


そこでメールで連絡してみると、あわてた様子で電話がかかってきて、時間をずらして再度待ち合わせることにしました。


理由をきいてみると・・・


先々週、Markから連絡があったときに、私が「今週はちょっと用事があるからだめだなあ。We'll see next week.」と言うメールを出したのです。
okという返事が返ってきたので来週は約束したものだと思っていました。


しかし、Markは「We'll see」を別な意味にとっていたのです。


We'll seeは「そのうちわかるよ(今はわからないけど)」という意味でよく使われます。でも私はseeを実際に「会う」という意味で使ったつもりでしたが、MarkによればWe'll seeは"いつも"前者の意味で使うんだそうです。


知らなかった・・・



We'll see each otherと言った場合は「会う」という意味になるそうです。

もしくはI'll see you next week.かな。


そう言われてみれば会う約束をするときはI'll see youのほうがよく聞くよな・・・なんて思ってました。


この辺が文法でおさまらない英語の難しい/面白いところですねえ。



大変良いお勉強になりました ^^